骨盤がゆるんだままだと、痩せにくい体になる理由

「体重はそんなに増えていないのに、体型が変わった」
「下半身だけが、どうしても戻らない」
「姿勢が悪くなった気がする」

産後のママから、こうしたお悩みをよく聞きます。

実はこれらは、
「骨盤がゆるんだままになっていること」
深く関係していることがとても多いのです。


産後の骨盤がゆるむのは、自然なこと

妊娠・出産の時期、
体の中では 「リラキシン」 というホルモンが分泌されます。

このホルモンの役割は、

  • 骨盤まわりの靭帯をゆるめ
  • 赤ちゃんが産道を通りやすくする

という、とても大切なもの。

つまり、
骨盤がゆるむのは異常ではなく、出産のために必要な変化です。

問題なのは、
そのゆるみが「元に戻らないまま」育児が始まってしまうこと。


骨盤が不安定だと、筋肉はうまく働けない

骨盤は、体の「土台」です。

その土台がグラグラしていると、
本来使いたい筋肉が、うまく働けなくなります。

特に産後に影響を受けやすいのが、

  • お腹のインナーマッスル
  • お尻の筋肉
  • 太ももの内側
  • 骨盤底筋

といった、
姿勢や代謝に関わる大切な筋肉です。

筋肉は「縮めばいい」「鍛えればいい」ものではなく、
安定した土台があって、初めて正しく使えるのです。


筋肉が使えないと、体はどうなる?

骨盤が不安定なままだと、
体は別の方法でバランスを取ろうとします。

その結果、

  • お尻が使えず、太ももが頑張りすぎる
  • 下腹が支えられず、前にぽっこり出る
  • 背中や腰に力が入り、反り腰・猫背になる

といった状態が起こりやすくなります。

これが、


「下半身太り」
「体重は変わらないのに体型が崩れる」
「姿勢が戻らない」

と感じる正体です。


脂肪がついたのではなく「使えていない」だけのことも

実際、体の状態を見ていくと、

「脂肪が増えた」というより、
「筋肉が使われていないために、形が変わっている」
というケースがとても多く見られます。

つまり、

  • 骨盤が安定せず
  • 筋肉がサボり
  • 代わりに脂肪や別の筋肉で支える

という状態。

これでは、
どれだけ運動をがんばっても、
思うように体は変わりにくいのです。


だから「骨盤から整える」ことが大切

ここでようやく、
「なぜ産後は骨盤が大事なのか」が見えてきます。

✔ 骨盤が安定すると
✔ 筋肉が正しく働き
✔ 体が支えられ
✔ 代謝もしっかり使われる

という、
「痩せやすい体の土台」ができていきます。

これは、
「鍛える前に整える」
「頑張る前に、使える体に戻す」
という考え方です。


まずは、骨盤が正しく使える体に戻すことが大切です

産後の体に必要なのは、
いきなり運動を増やすことでも、
体重を無理に落とすことでもありません。


まずは、骨盤が正しく使える体に戻すこと。

それができて初めて、
筋肉も代謝も、自然とついてきます。